ソルフェージュを学ぶ意味


こんにちは!ひかりです。

よく音楽教室のご案内で「ソルフェージュ」と言う単語が出てきます。

ソルフェージュって絶対学ばないといけないのでしょうか?

当たり前のように使われていますが、これから音楽を学び始める方からすると、そもそも「ソルフェージュってなに?」と思われるかと思います。

 

まず、ソルフェージュってどう言う意味か一言で言うと、

『楽譜を読むための基礎訓練』です。

楽譜を読むために必要なことをやっていくわけなのですが、
主にリズム打ちをしたり、音符や音楽用語を覚えたり、楽譜を読み書きしたりします。

これらは楽譜に書かれていることを正確に読み取り、表現するために必要な力となります。

 

本題に戻りますが、
ソルフェージュは必ず学ばなければいけないのでしょうか?

私は学んだ方が良いと思います!

 

なぜなら、ソルフェージュを学ぶことで得られる恩恵はとっても大きいからです!

具体的には・・・

◎どんな曲にも挑戦しやすくなる
◎曲の習得が早くなる
◎楽譜を正確に読み取れるようになる
◎アンサンブルがしやすくなる

以上のような良い点が得られます♪

特に、オーケストラに入りたいとなった時には、この楽譜を読む力が特に大事になってきます。
ジュニアオーケストラの入団試験でも初見(いきなり楽譜を渡されてその場で弾くこと)のテストをやっているところもあるくらいです。

 

また、他の教室から移って来られた生徒さんでよくあるのが、

音符が全く読めない。

このケースは実は少なくありません。

 

音符が読めないとどんな支障があるかと言うと・・・

△自ら新しい曲に挑戦しにくい
△出来ないところを取り出して練習するのが難しい
△アンサンブルがしにくい(メンバーと意思疎通をとるのに楽譜が必要だからです)

などなど…

 

音楽教室の中には、「耳で聴いて覚えて弾く」と言うレッスンをされているところもあります。
耳を育てることはもちろん大事です!
特に小さなお子さんであればあるほど、楽譜を読むよりも耳で聴いて覚えてしまった方が早く弾けることが多いです。

しかし、長期的な目線で見れば、楽器を始めた段階で音符を読む訓練をする、
つまり、ソルフェージュも取り入れてレッスンした方が、後々本人が苦労しなくて済むのではないかと思います。

人によっては今までずっと耳で覚えて弾いてきたために、後々ソルフェージュを始めても、楽譜を読むことが面倒に感じたり、苦手意識が芽生えてしまって、しっかり楽譜を見ながら弾くことが定着しにくいということも結構あります。

そうならないためにも、音楽を学び始めるなら、なるべく早い段階でソルフェージュの学習も取り入れていくことをお勧めします(^^)

 

ソルフェージュはどうしても軽視されがちになってしまいますが、音楽を長く楽しんでいくためにも大事にしていきたいですね♪

音楽の知識

2020.6.11

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