こんにちは!ひかりです。
気づけば3月中旬。
つい最近、年が明けたばかりだと思っていたのに早いですね(・・;)
今回は、バイオリンを弾く前までの準備の仕方についてお伝えしていこうと思います。
バイオリンが手元に届いて、いざ弾き始めよう!と思っても、バイオリンはピアノと違いすぐには弾き始められません(^^;
準備がきちんと出来るようになることは、演奏する上でとっても大事なことですので、しっかり覚えていきましょう♪
1、楽器ケースを開ける
なるべく床に置かず、安定したテーブルの上などに楽器ケースを置いてから開けましょう。
2、弓を張る
弓はフロッグを持ちながらネジを回して、弓の毛がピンとなるまで張ります。
※弓を扱う際の注意点※
弓の毛は直接手で触らないように気をつけましょう!
触ってしまうと手の脂がついてしまい、滑って使えなくなってしまう場合がありますのでご注意をヽ(´o`;
ここでのポイントは、毛をどれくらい張ったら良いのか?という点です。
私は生徒さんに、弓の真ん中辺りに自分の指先が一本入るくらいの幅まで張ってねとお伝えしています。
また目安としては、張った弓を弦の上に乗せたまま、右手の人差し指で少し力を上から加えて、弓の弾力を確かめてみてください。
その際、弓の棹(スティック)が弓の毛にペタっと容易にくっついてしまうようであれば、張りが弱いです。
逆に張りすぎの場合は、棹(スティック)の曲線がなくなり、弓の毛と棹が平行になってしまいます。
3、弓の毛に松脂を塗る
新品の弓の毛は松脂を塗らないと音が出ません。使用済みの毛であれば、それなりに音は出るかもしれませんが、しっかり音を出すためにも最初は弓を張ったら松脂を塗る癖をつけましょう。
どれくらい塗ったら良いか?ですが、大体2往復も塗れば十分かと思います◎
その際、音がかすかにシューシューと聞こえるくらい擦るように塗ることと、弓の毛の部分は元から先まで全て塗るようにしましょう♪
4、楽器の本体に肩当てをつける
肩当てをつける向きは、裏側に肩当てのメーカー名が記載されていると思いますので、確認して上下逆にならないようにつけましょう。
肩当てをつける角度は、最初はネックの延長線上に対して垂直につけると良いかと思います◎
以上、ここまでがバイオリンを弾く前までの準備でした♪
よろしければ参考にしてみてくださいね( ´ ▽ ` )ノ
2020.3.17